・巷で噂の「DeepL」って何?
・Google翻訳を超える精度って本当なの?
そんな疑問をすぱっと解消します。
「DeepL」とはずばり、「オンライン翻訳サービス」の1つです。
これに類似したサービスに誰もが知る「Google翻訳」がありますが、DeepL翻訳はGoogle翻訳と比べて精度が4倍以上もあると評価されています。
今後、オンライン翻訳サービスの覇権を握るかもしれませんので要注目のサービスです!
DeepL翻訳とは
DeepL翻訳とはドイツに本拠を置く企業によって開発された、機械学習を用いた人工知能による翻訳システム。
英語・オランダ語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポーランド語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語・日本語・中国語など多くの言語に対応しています。
DeepL翻訳の精度
2020年3月19日から日本語と中国語にも対応したDeepL翻訳はそれぞれの言語に対し、精度を確かめるためブラインドテストを実施しました。
ブラインドテストの結果、DeepL翻訳の精度はGoogle、Amazon、Microsoft等、他の翻訳システムより優れていると評価されています。
日本語だけに注目してもGoogleらのスコアを約3~4倍超えた好成績です。
しかし、本当にそんなに優れているのだろうか?
そう思う方も多いと思うので、実際に使ってみました。
DeepLを使用してみたレビュー
今回は以下の3つのパターンでGoogle翻訳とDeepLの翻訳を比べてみました。
・方言を日本語⇒英語で訳す
一般的な文章を訳した場合
今回は一般的な文章として「星の王子様」の一節を訳してみました。
DeepL
Googleの文章は明らかに直訳風になっていますが、DeepLの文章は「星の王子様」の一節であることをわかっているかのような文章になっています。
もし英語のレポートを訳す場合、私ならDeepLを使おうかなと思うぐらいDeepLの訳は素晴らしいですね。
方言を訳した場合
今回は方言としてTwitterでもあがっていたワードを使用しました。
DeepL
昔からGoogle翻訳を悩ませていた、このワード。
Googleはやはり上手に訳すことが出来ていませんが、DeepLは正しい意味で英語に出来ています。
DeepLの技術は凄いですね。
私以外の使用者のレビュー
Twitterで多くのレビューがあがっていたので幾つか引用させて頂きます。
とても良いと評価されている方もいれば、勿論、まだまだGoogleが勝っている部分もあると評価されている方もいます。
どちらが素晴らしいサービスなのかを決めるのには、まだまだ時間が掛かるとは思います。
もし貴方がDeepLを使った経験が無い場合、是非使ってみてコメント欄でどうだったか教えてくださいね。
結論:DeepLの天下はそう遠くない
この記事では、先日アップデートされた機械学習翻訳サービス「DeepL」についてご紹介しました。
Google翻訳と対比してみても、直訳ではなく、書かれている文章が自然な流れになるように翻訳されていることがわかりました。
しかし、Google翻訳が勝っている部分もあるという報告もあるので、一概にDeepLの天下!と言うわけでもなさそうですね。
DeepLが日本語に対応して、まだ1週間が経っていないのにこの実力。
今後のDeepLのアップデートは要注目ですね!
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